COLUMN

技術コラム

お問い合わせ

SUZUKO

【非回転型トルク計の魅力】安定したトルク測定を実現する

1.非回転型トルク計とは非回転型トルク計は、回転体を直接測定するのではなく、固定された状態でトルクの変化を捉えるセンサーです。回転型と異なり、センサー自体が動作しないため、外的要因による誤差が少なくより安定した計測が可能です。 2.なぜ非回転型は安定した計測ができるのか?非回転型トルク計の安定性は、以下のポイントによって実現されています。・振動や摩擦の影響を受けにくい             ...

SUZUKO

【回転型トルク計】もっと手軽に。安定した測定を実現するには

トルク計には回転型と非回転型の2種類ありますが、一般的には回転型の方が広く流通しており、さまざまな場面で活用されています。しかし、「測定値の安定性」に不安を感じる方も少なくありません。そこで今回は、回転型トルク計の精度を安定させるための工夫を紹介し、より手軽に導入できることをお伝えします。 1.回転型トルク計の安定性を高めるポイント回転型トルク計は、適切な設置や運用の工夫によって測定精度を向上...

SUZUKO

微小トルク計の活用事例

微小トルク計は、さまざまな産業分野で活用されています。例えば以下のような用途があります。 小型モーターの性能評価モーターのトルク変動をリアルタイムで解析することで、設計の最適化や品質管理に貢献します。医療機器の精密制御手術支援ロボットなどでは、微細なトルク変化を検出し、正確な動作制御を行うことが求められます。研究開発用途新技術の開発や試作機の性能評価において、正確なトルクデータを取得することで...

SUZUKO

微小トルク計の選び方

精密なトルク測定を行う微小トルク計は、さまざまな場面で活用されています。しかし、適切な微小トルク計を選ぶためには、いくつかのポイントを押さえることが重要です。今回は、選定の際に考慮すべき点について紹介します。 測定範囲使用する機器のトルク値が微小トルク計の測定範囲内に収まっているかを確認しましょう。定格容量を大幅に超えると故障の原因となります。精度と分解能測定時の誤差が小さいものを選定する際は...

トルク計の開発に携わって

昔から製造業において、トルクを測りたいというニーズはありました。多くはエンジンや鉄道、または大型印刷機の軸部分など動力系の大きなトルクの測定です。その構造は滑車の周りに糸を巻き付け、その先端に分銅をつけて吊り下げる方式です。そのサイズも両手で持たなくてはいけないほど大きく、重いものでした。21世紀に入ると科学技術の進歩とともに、より小さなトルク測定が求められるようになりました。しかし従来の方式で...

トルク計の原理としくみ

トルク計内部の感度部にねじれが生じると、感度部に貼り付けられたひずみゲージが伸び縮みして抵抗値が変化します。この微小な変化を電気信号に変換することによって、トルク測定が可能となります。このひずみゲージの素材には極薄の金属箔や半導体(シリコン結晶)が用いられ、サイズも極小(1.0×2.0mm)です。また複雑な構造を必要としないため、トルク計を小型化することができます。当社で製造しているトルク計は以下の3種...

お問い合わせ